(読本感想)Linuxシステム実践入門
kkdmです。
通勤時間とか朝の時間暇なので技術本読んだりして
自分の引き出し増やしたり、できたらいいなあ(願望)
どうせ読むなら感想でも書いてみようかな、と思います。
読んだのはこちらの「Linuxシステム実践入門」
Linuxシステム[実践]入門 (Software Design plus)
- 作者: 沓名亮典
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2013/07/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本のメーカーとか出版社は割と気にしないんですが、
この会社の本ならアタリは多い、とかあるんですかね?
正直、面白ければ面白い、それだけじゃないかなと。
ではつらつらと。
個人的な評価
満点は★5つ
わかりやすさ:★★☆☆☆
実践的 :★★★★★
面白さ :★★☆☆☆
ユニークさ :★★★★☆
総合 :★★☆☆☆
良かったと思うところ
とにかく実践的。
読み物、知識物というよりはリファレンス的な使い方をしたほうがよさそう。
Linuxの各サービス(デーモン等)ごとに存在する
設定ファイルの説明が7割くらい占めてます。
このサービスの設定ファイルの書式はこうなっている、
設定できる値は次のものがあって・・・といったもの。
個人的にはもう少し大きく、全体を見せてほしかったなあというところ。
(入門っていうから惹かれてカバー買いでした^^;)
それでも、最初のほうではLinuxファイルシステムとか
ブートプロセスについて触れられていますし、
各サービス(SSHとかcronとか)の概要もきちんと入っているので、
特別読みにくいといったことは無いと思います。
設定ファイルの中身は、通勤時間に読んだところで
手元にパソコンが無いため実践できるはずもなく、
ふう~ん程度で流して読んでました。
手元にパソコンがある場合は、いじりながら読める本ですね。
良くないと思ったところ
後半になるほど誤字脱字タイプミスが多い。
急かされて書いたのか、見直しが足りないのか、
抜けてる文字が多かったです。
気にしない人は気にしないと思うんですが、
もう少し見直ししてもよかったんじゃ・・・と思うことはしばしば。
もちろん私も誤字脱字はやってしまいますがね^^
読み終わった感想
自分が求めていたものとは違いましたが、
こういう本の存在を知れたから、まあいいかな、ってとこです。
あと、設定ファイルへの耐性も多少ついたかもしれません^^;
Linuxの設定ファイルって、初めて見た人は結構ビビっちゃいますよね。
私もよくビビってました^^;
自分が求めていたのは、Linuxシステムの全体像というか、
それぞれのサービスが何を担当していて、
カーネルの周りはどんななっているのか、ということです。
そしてその基幹を支える考え方、仕組みです。
欲を言えば、その連携もあればよかったなあ・・・^^;
この本にもチョロっと書いてありますが、
結構量が少ないです・・・
ファイルディスクリプタとか、ストリームの説明が欲しかったですね。
「普通のLinuxプログラミング」は確か書いてありましたね。
もう少しプログラミング要素が取り除かれた、
同じような本を探していたのですが、なかなか見つかりませんね・・・
余談
この本が悪いとか、そういうのじゃなくて、
いろいろ本を読んでて思うんですが、
新しめの本って誤字脱字が多い気がします。
予算と時間が限られてて、急かされてるんでしょうか?
内容を理解するには困らないし、
まあいいかと思ってしまえばそれまでなんですが・・・
文章が適当(書いた側はそうじゃなかったとしても)だと
読み手に情熱が伝わりづらいかなあと。
何をするにしても、情熱が伝わらないとだめだと思います。
ただ、どうしても人間なのでミスはします。
だからこそ、書いてない人のチェックが必要なんじゃないかなと。
それも、何人もの人に読んでもらう必要もあるんじゃないかなと。
ヒューマンエラーを無くそう、とか言ってる人はただのアホだけど、
ヒューマンエラーを見つけよう、って試みは好きです。
あと、読んでて誤字脱字が気になってしまうと
それに邪魔されて本の内容が頭に入ってこないことが多いです。
私がおかしいだけかな^^;
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